この度は次の本を読みましたので、自身の備忘録を兼ねて本を読んだ目的や学んだ点を記載します。
読んだ本
署名:仕事ができる人は知っている こびない愛嬌力
著者 : リョウ
また、下記記載の「本を読んだ目的」の内容に、
共感頂いた方はぜひ本書を手に取ってみて下さい。
こんな方におすすめ
・ストレスフリーで円滑な人間関係を築きたい人
本書を読んだ目的
目的
本書を手に取った目的は、仕事などの人間関係を良好に保ち、余計なストレスを感じずにコミュニケーションをとれるようになることです。
「余計なストレス」に関してですが、皆さんは日々の生活の中で「相手の接し方が不必要なほど棘がある」といった場面に遭遇したことはありませんか?この「棘」が余計なストレスと考えており、また、棘の発生要因は様々考えられますがその中には相手から私への「嫌悪感」や「苦手意識」が存在すると私は思います。
世の中に存在する人間は十人十色の性格を持っており万人に好かれることは厳しいとは思います。しかし、相手からの嫌悪感や苦手意識を払拭する、つまりは「相手から好かれる」ことが出来れば、いくらかの余計なストレスを解消することが出来ると考え、相手から好かれる能力、つまりは本書のタイトルでも取り上げられている「愛嬌力」について知るために本書を手に取りました。
学び
本書を読む中で学んだ点を、自身の解釈と共に下記に記載します。
※私視点から見た学びですので、
実際に読んでみたら下記に記載した以上の学びがあるかと思います。
※本の詳細内容については記載していません。
相手を尊重することの重要性
「承認欲求」という言葉があるように「人は誰しも他者から認められたい生き物」だと考えられます。そのため、人と接する時には相手が「自分が認められている」と感じるような行動を取ることが重要だとを学びました。(例:名前を呼ぶ、褒める、質問する、相手の考えを否定しない etc…)
また、本書の中で取り上げられている「相手を尊重した行動」の内、特に印象的だったのは下記でした。
助言を貰ったら即行動し、報告する
この行動は非常に効果が大きいと感じました。「即行動して報告」によって「私はあなたの発言(つまりは相手のこと)を大事にしている」という気持ちが相手に伝わり、相手視点では「次も助言しよう」という気持ちが芽生えます。
少し相手の気持ちを利用するような形で書いてしまいましたが、単純に自分が助言をする立場の場合、相手が「即行動して報告」をしてきたら、「相手の役に立てたこと」や「自分の発言を大事にされていること」を感じて嬉しいですよね。
「行動に移す」というのは少し腰が重く感じる部分もあり「”全て”の助言を行動に移す」というのはハードルが高く感じてしまいますが、もし助言に対して行動をした場面があれば、積極的に相手に報告をすることから始めたいと感じました。
相手からのテイクの考え方
「相手からのテイク」を「相手からのギブ」にする行動をとることの重要性を学びました。
「ギブアンドテイク」という言葉がありますが、「テイク」という言葉は「お返し」という意味合いが強く感じられます。自分が良かれと思ってギブをしても、相手が「テイクを”しなければいけない”」と義務的に考えてしまうと良好な人間関係の構築はできず、どことなく気まずい関係になってしまうように感じます。
この「テイク」を「ギブ」に変えるため、愛嬌力によって相手との良好な関係を築き「互いが相手に何かしてあげたい」という状態を作り出すことが重要になると理解しました。
上記状態を作り出すことで「ギブアンドギブ」という関係が成り立つのだと感じます。
ネガティブに対する捉え方
ネガティブに対する捉え方として、他者のネガティブは「信頼の元」であり、自身のネガティブは「ポジティブの種」であることを学びました。
「ネガティブ」は「不満」に繋がるため、このネガティブを認識することで「不満の解消」という道が見えてきます。そのため、「不満」を認識した際には、「この不満をどう対処するのか」と考えるが重症と感じます。
他者のネガティブと相対した場合は「話を聞く」「不満の解消に助力する」などの対処をとることで相手からの「信頼」に繋がり、自身のネガティブと相対した場合は「不満の解消に尽くす」の対処をとることで不満の解消による「ポジティブ(現状の改善)」に繋がります。
ネガティブをネガティブのまま終わらせず、「信頼の元」「ポジティブの種」と捉え、「どう対処するのか」を考えることに努めていきたいと思いました。
感想
本書を読んで「相手を尊重する(大事にする)」ということの重要性を強く感じました。「人は誰しも認められたい生き物」という点から、相手を大事に扱うことによって相手は「自分を大事にしてくれる人を大事にしたい」という考えに至るのだと考えています。
また、相手から好かれたり嫌われたりするのは「結局、自分の行動から始まる」という点についても強く感じました。「”自分の行動” が “相手の行動” に繋がり、それがまた “自分の行動” に繋がる…」のように連鎖しているため、まずは「自分の行動」を見つめ直す必要がありますね。
全体を通して、人間関係における「余計なストレス」を軽減するためにも、「相手を尊重した行動をとる」を自発的に行うことに努めていきたいと、納得して思える内容でした。今後の人生に大いに役立つ教訓を得られました。
おわりに
ここまで閲覧頂きありがとうございました。
今後も備忘録(読書のOutput)を兼ねて読書で学んだ点などを書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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