[読書記録] ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

読書記録

この度は次の本を読みましたので、自身の備忘録を兼ねて本を読んだ目的や学んだ点を記載します。

読んだ本

署名:ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
著者 : 木村 尚義

また、下記記載の「本を読んだ目的」の内容に、
共感頂いた方はぜひ本書を手に取ってみて下さい。

こんな方におすすめ

・頭を固い、と言われる人
・幅広い考え方をしたい人
・水平思考に興味がある人

本書を読んだ目的

目的

本書を手に取った目的は、本屋で歩いていた際に本書サブタイトルに書かれた「ゼロから始めるラテラルシンキング入門」という言葉に強く惹かれたためです。元々「水平思考(ラテラルシンキング)」というものに興味があったこともあり、まずは手始めとして「入門」と書かれた本書を読んでみようと思いました。

本書を通して、ラテラルシンキングに関する知識を得て、頭を柔らかくして物事を考えるきっかけになればと考えました。

学び

本書を読む中で学んだ点を、自身の解釈と共に下記に記載します。

※私視点から見た学びですので、
 実際に読んでみたら下記に記載した以上の学びがあるかと思います。
※本の詳細内容については記載していません。

「答えが一つでは無い」と繰り返しながら考える

物事を考える際に「答えが一つではない」と何度も何度も繰り返し唱えることの重要性を強く感じました。

私もよくやりがちですが、人間が考える際に前提条件等によって「答えはこれしかない」というような思い込みが生じてしまう場面があります。これは「答えが一つではない」ということを頭で理解していても、考える内にその場の勢いや自分が考え出したことの達成感によって頭から抜け出てしまうものだと思います。

そのため前提条件に捉われずに考えるためには、考えている最中に何度も何度も「答えは一つでは無い」と唱えて、自身の念頭に置いておくことが重要と感じました。

目的を明確に置く

何をするにも「目的を明確に置くこと」が非常に重要であることを学びました。

ラテラルシンキングでは目的達成のための手段(道筋)を幅広く考えるため、目的地でもある「目的」が明確でないと思考が発散してしまいます。本書を読んだ際に、私は「目的達成」が「ゴール」、「手段」が「道筋」とイメージしました。

上記イメージ上で言うならば、「目的を明確に置く」ことで「思考する際の、方向性を明確にする」ことが非常に重要と感じます。

自分の考えに対して「なぜ?」と問いかける

考える際に「なぜそのように考えたのか」を繰り返し自身に問いかけることが重要と学びました。

ラテラルシンキングでは一つの思考に捉われずに幅広く考える必要があります。そのために思考の途中途中で「何故そのように考えたのか」を改めて自身に問うことで「他の考え方はないか?」と物事を多角的に考えることが出来るようになります。

「なぜ?」と問いかけて物事を多角的に考えることで、一つ思考に捉われずに新たな発想が生まれるのだと感じました。

多くの考え方や知識に触れる

ラテランシンキングを行う際に「多くの考え方や知識に触れること」が非常に有効であると学びました。

思考する際、目的達成というゴールに向かう道筋を構築する必要がありますが、この道筋を構築する際にベースとなるのは、自分が持っている考え方や知識になります。この考え方や知識を多く持つほど、構築される道筋のパターンはより多くなります。

私はこれら知識等を点と捉え、道筋を構築することを「ゴールまで点と点を結ぶ作業」とイメージすることで、「多くの考え方や知識に触れること」の重要性をより一層感じました。

また、本書には「知識や考え方を忘れないためにもメモを残すことが有効である」と記載されており、触れた考え方や知識をTwitterやブログを用いてOutputすることも非常に有効であると感じます。

様々な場面を想定して考える

一見マイナスポイントと思える特徴も「様々な場面を想定して考えてみること」でプラスポイントとなることを学びました。

本書では、ある特定の場面では弱みとなる特徴を、異なる場面で強みとして活かす事例が複数取り上げられていました。私自身、様々な弱みに対する処置として「改善」という言葉が真っ先に思いついていましたが、「想定を変える」という新たな考え方により物事の見方を改める良い機会となりました

感想

水平思考に興味があり本書を手に取ってみましたが、「水平思考とは?」という定義から実際の活用事例が多く取り上げられており、水平思考に対する概要/イメージを持つことが出来ました。

私は普段、仕事で論理思考に触れる機会が多かったですが、「前提に捉われず考える」「見方を変える」などといった水平思考の考え方を学ぶことで、業務に限らず人間関係においてもアプローチの手段が増えることを強く感じました。

例えば、「このやり方しかない」と思っていた作業が別のやり方で効率良く片付いたり、「あの人が好きになれない、コミュニケーションが取り難い」と思っていた人に対しても、多角的に見ることによって好きになれる、また、コミュニケーションの取り方を見つけたり…など。

水平思考は、公私共に活躍する場面の多い思考法だと思いました。

おわりに

ここまで閲覧頂きありがとうございました。
今後も備忘録(読書のOutput)を兼ねて読書で学んだ点などを書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

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