この度は次の本を読みましたので、
自身の備忘録を兼ねて本を読んだ目的や学んだ点を記載します。
読んだ本
署名:センスは知識から始まる
著者 : 水野学
また、下記記載の「本を読んだ目的」の内容に、
共感頂いた方はぜひ本書を手に取ってみて下さい。
こんな方におすすめ
・センスが
本書を読んだ目的
目的
私が本書を手に取った目的は、下記になります。
・改めて “センス” の定義を知ること
・センスを良くするための方法を知ること
理由
本書を手に取った理由は、
“センス” という言葉をよく聞いたり使用したりしますが、
「そもそもセンスとは何か?」というところが気になったためです。
本書を通して、
センスの正体について理解を深め、
センスを磨くための考え方について新たな気付きを得るために、
本書を手に取りました。
掴めた学び
本書を読む中で掴んだ学びを下記に記載します。
※私視点から見た学びですので、
実際に読んでみたら下記に記載した以上の学びがあるかと思います。
※本の詳細内容については記載していません。
センスの定義
本書において、
“センスは数値化できないものを環境に適応させる能力”、
と定義されていました。
この定義で重要なのは、
“センスが良い/悪い” を判断するのは、
“自分” ではなく “周囲の人” である、
という点だと気付きました。
センスは点数など明確な基準がないため、
“センスが良い” と判断されるためには、
周囲の人、つまりは環境に好まれるように
物事を適応させる必要があると考えます。
また、周囲の人の判断によってセンスの良し悪しが決まる、
ということは、その場その場の環境によって
評価の基準が異なることになるため、
“センスの定義” とは、
その時々の環境で変化する “基準” を理解して、
その基準に対して物事を適応させる能力であることを理解しました。
センスの磨き方
本書において、
センスの磨き方がいくつか取り上げられており、
その中でも私が気になったものは下記になります。
・普通を知ること
・服装や整理整頓など、身の回りに気を配ること
・”良い” と感じた理由を考える
・いつもと違うことをする
普通を知ること
センスの良し悪しを決める対象となる物事の
世間一般的な “良い” と “悪い” を知ること、
つまりは “普通を知ること” が、
物事を “環境に適応させる” ための理解を
助力することを学びました。
本のタイトルである
「センスは知識から始まる」に絡む内容でもあり、
知識を身に付け “普通を知ること” で、
周囲の人がセンスの良し悪しを判断する際の
“基準の勘所” のようなものを
掴みやすくなるのだと感じました。
服装や整理整頓など、身の回りに気を配ること
“センスは周囲の評価によって決まる” という点から、
普段から服装や整理整頓などに気を配ること、
つまりは “周囲からの見え方” に気を配ることで、
センスの向上に繋がることを学びました。
特に服装は、
“周囲からどのように見られたいのか?” という点を考え、
その目的(言い換えれば環境)に服装を適応させることで、
周囲から “センスが良い” という評価を得るため、
そのプロセスがセンスを磨く良い訓練になるとのことです。
普段の生活において、
私は自分の好みで服装を選んでおり、
“周囲にどう見えるか” という “環境” を意識してこなかったため、
今後センスを磨く上で新たな気付きとなりました。
“良い” と感じた理由を考える
普段の生活の中で “良い” と感じたものに対して
“なぜ良いと感じたのか” を考えることは、
周囲から “良い” と判断される要素を考えることになるため、
センスの向上に繋がることを学びました。
普段、感覚的に判断している “良い” に対して、
その理由を考える機会が少なかったため、
今後の生活において “良いの理由” を考えることを
意識的に実施していきたいと思います。
いつもと違うことをする
“センスは周囲の評価によって決まる” という点から、
周囲の感性をしるために “いつもと違うことをする”
ということが重要だと学びました。
また、”いつもと違うことをする” ことで、
思い込みの排除に繋がり、
様々な感性による “センスが良い基準” の理解に
繋がることを感じます。
感想
“センス” という言葉を使う機会は多いですが、
定義やセンスを磨くために何をするのか、
という点を考える機会は少なかったです。
そのため、今回の読書は新たな気付きの多いものとなりました。
また、本書を読んでいて、
“周囲の評価を気にせずに、自分の好き(個人の感性)を貫くべき”
という意見も挙がるのかと思いましたが、
“センスとは何か?” を考えた際に “周囲からの評価”
とは切っても離せないものと感じます。
ビジネスシーンなどの様々な人間が絡む時には “センス” を、
プライベートなどの個人の中で簡潔する時には “個人の感性” を重視し、
ケースバイケースで考え方を切り替えることが効果的と思いました。
おわりに
ここまで閲覧頂きありがとうございました。
今後も備忘録(読書のOutput)を兼ねて読書で学んだ点などを書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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