[読書記録]死ぬほど読めて忘れない高速読書

読書記録

この度は次の本を読みましたので、
自身の備忘録を兼ねて本を読んだ目的や学んだ点を記載します。

読んだ本

署名:死ぬほど読めて忘れない高速読書
著者 : 上岡正明
発行:アスコム 2019年09月02日 初版発
定価:(本体1400円+税)

また、下記記載の「本を読んだ目的」の内容に、
共感頂いた方はぜひ本書を手に取ってみて下さい。

こんな方におすすめ

 ・多くの本を読みたいけど次の点が心配な人
   →冊数を重ねるごとに本の内容が忘れてしまいそう
   →1冊読むのに時間が掛かるため、多くの本を読むのが大変そう

本書を読んだ目的

目的

私が本書を手に取った目的は下記2点になります。

 ・多くの本を読みたい
 ・本から学んだことを忘れないようにしたい

理由

本書を手に取った理由は、本の表紙書かれた次の文に魅了されたからです。
「死ぬほど読めて忘れない」

私は本を読むこと自体は好きですが、
本を読むのが遅いことからいつも次の点が胸に引っかかっていました。

 ・読んでいる本が自分に最適なのか
  →数多の本の中から1冊を選ぶため、その本が最適なのか不安…
 ・本の冒頭部分の内容を覚えているか
  →時間を掛けて本を読むので最初の方を忘れてそう…
   →何冊も本を読んでたら尚更忘れる部分も多くなりそう…

上記、胸の引っかかりを解く糸口になるとか考え、
本書を手に取りました。

掴めた学び

本書を読む中で掴んだ学びを下記に記載します。

※私視点から見た学びですので、
 実際に読んでみたら下記に記載した以上の学びがあるかと思います。
※本の詳細内容については記載しません。

多くの本を読む方法

本書には次の内容の記載があります。
 ・200ページ程の本は15分で読む(1ページ辺り4~5秒)

最初この文章を読んだ際には「無理でしょ…」と思いましたが、
本書の中には本を高速に読むための方法が記載されています。

私も本書を読み終えた後、
早速試してみましたが流石にいきなりは上手く来ませんでした…笑
文字量によりまちまちですが、せいぜい1ページ20秒程…
(それでも、元々1ページ読むのに40秒程かかっていたため、
倍くらいの速さで読めるようになりました)

慣れが必要そうな方法ですが、
本を高速に読む(多くの本を読む)ための効果は非常に感じます。

ただ、「そんな急いで読んでも本の内容を覚えてないんじゃない?」
と思われるかと思います。
そこで”本の内容を定着させる方法”が登場します。

本の内容を定着させる方法

本書には次の内容が記載されていました。
 ・1冊の本を3回読む
   →1回目は一気に読み進める
   →2回目は青ペンでメモしながら読む
   →3回目はアウトプットを考えながら読む
 ・アウトプットノートを書く

1冊を3回読む

脳科学的にも1回の読書よりも、
複数回読書した場合の方が記憶の定着が良いことが分かっているようです。

「3回も読むのは効率が悪い」と思われるかもしれませんが、
そこで、先ほど出てきた”本を高速に読む方法”が活きてきます。
“本を高速で3回読む”ことで本の内容を記憶に定着させつつ高速に読むことが出来るのですね。

しかし、ただ単純に1冊の本を3回読むのではなく、
それぞれ異なる目的を持って読むことで更なる記憶の定着が期待できるようです。

1~3回目の読書の各目的と詳細な方法については本書に記載されていますが、
例えば2回目の読書の目的で言えば、
「文章に対して、内容に紐づくエピソードを青ペンでメモすることで
 本の内容と記憶を紐づかせ、記憶の定着を図る」
という目的があるとのことです。
(ちなみに「青ペン」を使用することにも意味があります)

アウトプットノートを書く

3回目の読書において考えたアウトプットを
本を読んだ目的などと共に纏めることで記憶の定着を促すようです。
(ちなみにアウトプットとは「今後の行動計画(アクション)」のイメージ)
アウトプットノートのまとめ方や活用方法については本書に記載されています。

ただ、「ノートに纏める」と言っても大変なものでもなく、
箇条書きで簡単に書き纏めるものとのことなのでハードルは低いように感じました。

また、本を読んだ時の目的や学びがノートに纏まっていると、
後々ノートを見て振り返れるのも良いですね。

感想

本書は、私が本を読む際に胸に引っかかっていた部分を
解消させるための大きな力となりました。

[胸に引っかかっていた部分]
 ・読んでいる本が自分に最適なのか
  →数多の本の中から1冊を選ぶのでその本が最適なのか不安…
 ・本の冒頭部分の内容を覚えているか
  →時間を掛けて本を読むので最初の方を忘れてそう…
   →何冊も本を読んでたら尚更忘れる部分も多くなりそう…

また、本を読む上で、
「読書を今後の人生に活かしていく」
という意識が改めて高まる本でもありました。

本書を読んだことにより、
今後の読書の質は非常に向上することになると思います。

おわりに

ここまで閲覧頂きありがとうございました。
今後も備忘録(読書のOutput)を兼ねて読書で学んだ点などを書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

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